第8話 その後に…

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「相変わらずですねぇ。 今日はこの前の件の お返事を伺おうと 思って参りました。 とは言え、 お客さんが一番多くて 近寄れなかったんですけどね」 「ありゃ、良くご存じで」 「ふっふっふ~、 任せて下さい。 今回のイベントで当校は 理事クラスだったんですよ。 上から拝見しておりました」 そう言うと彼は ちょっと肩を そびやかして見せた。 朱里はお客さんの差し出す アンケート用紙の 心配事欄をメインに 占うやり方をしていたので 時間が少なく、 そしてそれ故に占う 件数が多かった。
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