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が、それを聞いた
ヨシキの頭の中には
別の考えが出来ていた。
「ってことは、
彼女はハセクラさんの事で
来たのかな?
でもって、
こっちは朱里さんの生年月日…
えぇぇぇ~?」
朱里とハセクラは
そんなヨシキの事はお構いなく、
持って来た袋の中身を見て
話をし始めた。
満面の笑みを現す
ハセクラの表情につられて、
朱里もどことなく
嬉しそうに見えた。
ごくり、
と生唾を飲み込んで、
思い切ったように
ヨシキは言った。
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