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「ようはアホでした~って
言う所だよなぁ。
そのくらい無視する事が
出来れば楽なのに、
出来ないんだから…」
「朱里さん、
また机とお友達ですか?
仲良いですね」
カーテンを開けて
呆れたようなヨシキの声に、
ガクッと頭が落ちた。
「ほっとけ、弟子リットル~。
机にやきもち焼くなぁぁ」
「あ~ぁ、もう。
お酒が入っているわけじゃ
ないんですから」
「酒なんか飲まないよぅ。
疲れただけだよ~」
「はいはい」
「…なんかムカつく」
いつもの軽口に
言い返そうとした所で、
ヨシキの方に
お客さんが入ったので
会話は打ち切りとなった。
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