第12話 天より高く、海より深く

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「そりゃ言葉は 似てますけどね、 チートとニートは、 うぷぷ、あ、すいません。 でも、朱里さんでも 知らない事があるんですね~。 あ~駄目だ、 笑いが止まらないぃぃ~」 そう言いながら 涙を流して笑うヨシキは 腹を抱えて柵に腰かけ、 尚も笑った。 それを横目にちらりと見て、 朱里は呟くように言った。 「… ずっと笑っとれ」 ヨシキの笑い声は 天高く響き渡り、 それを しかめ面で聞く朱里は、 聞くんじゃなかったと 海より深く後悔し、そして、 恥ずかしそうだった…。 了
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