110人が本棚に入れています
本棚に追加
「そりゃ言葉は
似てますけどね、
チートとニートは、
うぷぷ、あ、すいません。
でも、朱里さんでも
知らない事があるんですね~。
あ~駄目だ、
笑いが止まらないぃぃ~」
そう言いながら
涙を流して笑うヨシキは
腹を抱えて柵に腰かけ、
尚も笑った。
それを横目にちらりと見て、
朱里は呟くように言った。
「… ずっと笑っとれ」
ヨシキの笑い声は
天高く響き渡り、
それを
しかめ面で聞く朱里は、
聞くんじゃなかったと
海より深く後悔し、そして、
恥ずかしそうだった…。
了
最初のコメントを投稿しよう!