第13話  花の色は

21/63
前へ
/417ページ
次へ
「お前じゃないんだ。 ここにいた 年寄りの占い師だよ! そいつじゃないと 駄目なんだ!」 「祖父は今入院していて、 いないんです」 「入院!? 何処の病院だ?」 元々そこにいた 老占い師タカさんを 指名して来た つもりのお客は、 そこにいたのが 若いヨシキだったので 怒ったように叫んだ。 「行ったとしても…」 「あぁ!うるせぇンだよ! 何処なんだ!」
/417ページ

最初のコメントを投稿しよう!

110人が本棚に入れています
本棚に追加