第1章

6/10

24人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
「そんなにぼーっと出来るくらいこの授業は簡単な んだな?よし、前に出て問題を解け」 サーっと顔色が悪くなっていくのがわかった どうしよう、どうしよう 注意を受けたせいで、尿意がまた大きくなってしま った この状態で前に出るなんて・・・ しかしこの先生に逆らうなんて出来ない わたしはゆっくりと立ち上がり、黒板の前に立った (もうすぐ、あと5分で授業が終わる!授業さえ終 われば・・・トイレに急いで行けば!) わたしは正直この問題を解ける自信がなかった だからこの授業がこのまま終わって、トイレに行け ることだけを願うしかなかったのだ
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加