第1章

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「そんなにぼーっと出来るくらいこの授業は簡単な んだな?よし、前に出て問題を解け」 サーっと顔色が悪くなっていくのがわかった どうしよう、どうしよう 注意を受けたせいで、尿意がまた大きくなってしま った この状態で前に出るなんて・・・ しかしこの先生に逆らうなんて出来ない わたしはゆっくりと立ち上がり、黒板の前に立った (もうすぐ、あと5分で授業が終わる!授業さえ終 われば・・・トイレに急いで行けば!) わたしは正直この問題を解ける自信がなかった だからこの授業がこのまま終わって、トイレに行け ることだけを願うしかなかったのだ
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