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僕は上体を上げて顔を寄せる。そしてキスをした。誘うように唇を食み、舐めた。おじさんは少し戸惑った後、口を開く。僕は遠慮なく舌を差し入れ、おじさんのそれに絡ませた。おじさんの後頭部に手を回し、離れないようにする。やがておじさんも、舌を差し入れてきた。
「んぅ」
今飲み込んだのは、おじさんの唾液だろうか。薄っすらと目を開くと、欲が浮かぶおじさんの瞳と目が合った。下半身に熱が集まるのを感じる。
唇を離し、わずかに動いた僕の腰を見て、おじさんは笑う。
「キスが上手だな、凪」
掠れた声。聞いたことのない色気を含んだ低い声に、ますます僕の中心は欲情する。
「口で、してもいいですか……? 多分、下手じゃないと思う」
「しなくていいよ」
おじさんが僕のベルトに手をかける。ジーンズの前を寛げ、下着の上から少し盛り上がったそこを撫でた。
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