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僕は、何をしてしまったのだろう。何を言ってしまったのだろう。情けなく股間を晒し、汚れた自分を見下ろす。
───なんて汚いんだろう。
時間があったら好きになっていたと、そんな、これ以上ない言葉をもらっても満足できなかった自分。誰より辛いのはあの人の方なのに。
死を受け入れていた綺麗なあの人に、どうしてあんな言葉を言わせてしまったんだ。
おじさんを追いかけることもできず、僕はいつかと同じように、蹲ってむせび泣くしかなかった。
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