第3話 気づけば... ... 扱いは... ... ペット?

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選ぶが良い。 』 宙に浮きながら、 淡々と念話で今まで勇者と言われていた人物へと告げる。 「うるさいっ!!僕をただのドラゴンの分際で裁くと語るなぁ~っ!!僕がお前を倒してやるっ!!そして、 正義の為に世界を浄化する為に、 協力しなかった種族どもを倒し従わせるんだ~っ!!邪魔をするなぁ~っ!!離せぇ~っ!」 まったく、 自分と俺との実力の差を考慮せずに喚き散らす。 実力に差が無いのならば、 バインドを力ずくで振りほどく事や力ずくで壊し自由になる事も可能である筈なのだ。 が、 実際問題は離せと喚き散らすばかり。 どれだけ、 実力差を理解していないのかが分かる実例と言えるだろう... ただ1つ気になる事がある。
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