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運転席の直ぐ傍に1体屯していたので、気が付かれないように後ろに周り、頭に手斧を叩き込む。
倒した奴に一瞥をくれ、運転席に乗り込み鍵が付いている事を確かめたあと、タンクの中を確認する、石油類が満タンに詰め込まれている。
エンジンを掛け駐車場を出ようとしたとき、ガソリンスタンドの中から奴らが数体飛び出て来て、タンクローリーの前に立ちふさがるように飛びかかってきた。
情けを掛ける道理などないから、アクセルを目一杯踏み込み、問答無用でタンクローリーでひき潰す。
メインストリートに付く前に、奴らの姿が見えない所で一度タンクローリーを止め、タンクの全てのバルブを緩め石油類を噴出させる。
屯している奴らの群れにクラクションを鳴らし、石油類を撒き散らしながら突撃した。
奴らの頭が、タンクローリーのフロントに次々とぶつかり破裂する音と、倒れた奴らにタイヤが乗り上げひき潰す音を楽しみながらメインストリートを爆走。
矢張り立てこもっていた人間が居たようで、拳銃の発射音が聞こえる。
だが下手くそなのか、それともタンクローリーに飛びかかる奴を狙ってなのか、運転席のフロントガラスに数発着弾した。
着弾に驚き思わずハンドルを大きく回してしまった結果、タンクローリーはストリート沿いの商店に突っ込み止まる。
怪我の有無を確かめてから、運転席から飛び降りた。
石油類を噴出しているバルブの一ツに点火したライターを投げつけ、手斧を頭上に掲げ奴らに向けて突撃した所で、タンクローリーの爆発に巻き込まれ意識を失う。
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