第1章

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まだ授業の途中だけど、その時の私はそんなことを気にしていられなかった。 お昼休みで賑わってる校庭を横切って… いつも陽気に声をかけてくれる八百屋のおじさんのお店の前を走り抜けて… 恐ろしいくらい吠える大っきい犬の犬小屋の横を駆け抜けて… 私は、幸花橋に辿り着いた。
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