湊さん家の長男と三女 その1

3/3
256人が本棚に入れています
本棚に追加
/1093ページ
「いってきまーす、にぃに~!」 「いってらっしゃーい、先生の言う事ちゃんと聞くんだぞー? ……ぐすっ」 「にぃに、泣いてるの~?」 「泣いてなんかないやーい! ……ずずっ」 そして、いまの俺の最大の弱点。 目の中にねじ込まれても、おそらく痛みさえ感じないであろう存在でもあるのだった。
/1093ページ

最初のコメントを投稿しよう!