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男の力は抱きしめるという生やさしい力じゃなく、大木に巻き付く葉っぱのように、がんじがらめのようにするような力で私に巻き付いてきていた。
息苦しい。
私は下を思い切り噛んだ。
次は戦争の無い国に転生出来ますようにと願って。
私の舌を噛み切ろうと思った瞬間、私は口内に激しい痛みを感じた。
もう、噛み切ったみたいだった。
後は死ねればそれでいい。
私はその後痛みで記憶が無くなった。
どうか、戦争のない夢のような国にいけますように・・・。
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