最終章「その後」
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それでも凄く嬉しかった そして彼は体を近づけてくる 程よく酔いが手伝ってか、私は完全にそれを許した 「ん…」 彼の唇が私の唇にそっと触れる とても優しい口づけだった 「いいかな?」 彼が耳元で囁く 「うん」 柄にもなく照れた面持ちで小さく頷いた その時だった
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