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その後毎日連絡を取り合い、幾度となくデートを重ねた
そんなある日、私は彼の自宅で手料理を振る舞うことになった
初めての彼の自宅
「今日はあるかな?」
なんて思いながら支度に身が入る
彼は綺麗に手入れされた真っ赤なスポーツカーで迎えに来てくれた
「ちょっとベタだね」 なんて独り言に微笑みながらも、車に乗り込む
極上の乗り心地を堪能しながら彼の自宅へ向かう
彼の車に乗るのも初めて
運転姿がさらに格好良く映る
さらに面白い話で私を楽しませてくれた
これだけでも充分な時間だった
気づけば彼の住むマンションへ到着していた
これまた高級そうなタワーマンション
しかも最上階
私までセレブになった気分だった
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