第7章
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そうとだけ言い残すと、先生は部屋を出て行った。 ふー、と、私は大きな息を吐いた。 ちょっと頭痛がするだけで、あとはどこも平気だった。 死んだお母さんが、私を守ってくれた――? そう思わずには、いられなかった。
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