第2章
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「あなたが運ばれてきたのが、夜中の1時半。今は、昼間の1時半。解る?」 年配の女性看護師が、部屋のカーテンを開けながら言う。 「はい……」 「お腹空いた? お昼、取ってあるけど」 「いえ……」
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