第一章 黒い化け物
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あれ・・・。ちょっとまって、会話をしてほしいって・・。 僕の昔の話、家族、将来、、、、、。 僕のことばっかりじゃないか!!!!??? そんなことを考えてるうちにクロはもう洞窟内にはいなかった。 「ちょっと待ってよクロ!!」 そんな声の響く洞窟内は、旅立ちの日にはいささか間の抜けた雰囲気に包まれていた。
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