狙われた学園

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委員長は俺に呼ばれた理由が解り、他の班の人達を俺から一旦遠ざけてから近づいて来た。 「芦屋君、班の人達をあっちで待たせて来たよ、芦屋君から声を掛けるまで来ないでと伝えて有るからね」 流石に委員長だと感心した。 「ねぇ、芦屋君!私の事をいつも、委員長と呼んで要るよね!沙織って呼んで欲しいんだけどな…」 顔を少し赤らめてつぶやいた委員長を俺は見て 「今はそんな事を気にしてる場合じゃあ無いぞ!これを見てみろ!」 俺が指差したスカートを見て委員長は 「まさか!それも秋吉美奈さんの物なの?」 「多分、そうだ!だから委員長の取った判断は正しいと思う」 「そうだね…少なくとも彼女は下着姿ですね」 委員長は更に顔を赤らめてつぶやいた。
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