芦屋君の事件簿総集編***

プロローグ

主人公の芦屋直人は、目覚めると、キッチンから母の「朝食が出来ましたよ」
朝の呼び掛けで朝を迎えた。

「お母さんおはよう」

「時間が無いわよ、さっさと食べなさい」

朝は味噌汁と焼き魚にお新香、夕飯の残り物である。

贅沢は言ってはいけない、母の料理は全て美味しいから、朝は必ず食べてから学園に向かう。

食事を済ませて「行ってきます」と母に告げて学園に向かい玄関を出た。

今日は曇り空で何となく気が晴れない…何か嫌な事が起きそうな予感がした。