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「レオくん、ごめんね。……あと、この前の打ち上げのこと、男子たちに注意してくれてありがとう」
私は座ったまま、同じく隣の席に座ったままのレオに体を向けた。
「ん?……ああ、たいしたことじゃないよ。打ち上げの時はビックリしたよね。まさかあんなことになるなんてさ」
「うん。それで、実は聞きたいことがあるんだけど……あの時さ、どうして……」
「――どうして打ち上げの時に注意しなかったのか、って?」
レオの顔はとても真剣で、いつも笑っているせいか少しだけ怖いという印象を受けた。
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