第四話 告白

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美鈴の推測を聞いても私にはいまいちしっくりこなかった。 レオはあの時何を考えていたのだろうか。 もし二人きりになったら、注意してくれたことへのお礼もかねて聞いてみようかな。 ……そのチャンスは、意外にもすぐに訪れることとなった。 「学級委員の二人は、今日の放課後教室に残ってください。今後の行事等について先生からお知らせがありますので」 担任の溝川先生からの指示により、私とレオは放課後教室に残ることになった。
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