第1章

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僕と凛がお付き合いをしだしてから、四年の月日が流れていた。小さな顔をしていて、可愛いのか?美人なのか?質問されれば、迷わず「美人系」といえる。運動はそこそこだが、プロポーションは抜群のモデル体型。人柄がとてもよくて優しいから、皆のリーダー的な存在。身体と食事の量が凄くアンバランス。つまり、大食いである。ただ美女なだけじゃなくて、そこが凛の素晴らしい魅力のひとつ 「清楚な魔女系マリア様」 が凛についたあだ名。男はもちろん、女性と両生類にまで人気があるのだ。 一方、僕の方はイケメンとはいえない。不細工ではないと自分ではおもってはいるものの、女性に告白したことも、されたこともなかった。どうして僕なんかとお付き合いしてくれたのかな?告白したのは凛の方からで、いまだにその謎は解けない。
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