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雨に濡れた鉄の様な
金属をずっと持ち続けた手の臭い様な
そんな鉄の不快な匂いに俺は目を覚ます
俺が目を開けるとそこには真っ暗な空
雲一つ無い、星も無い、月も無い
そんな大空の下
俺は仰向けに寝転がっていた
「ここは、何処だ?」
俺は体を起こし不快な鉄の匂いの正体に気が付く
そして、俺は驚愕する
目の前、周りを見渡す限り
地平線をも埋め尽くす
『死体』の山に
絵本に出てくるドラゴン、ゴブリンなど他には獣人、龍人みたいな人達
狼等の生物までもいる
「なっ、」
俺は思わず息を飲む
今、目の前に起こっている事が信じられない
(確か俺はギルドのベットで寝てたはずなのに)
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