略奪の力

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馬を連れてきて馬に股がる 当主は俺を睨んでくる 俺はそれを嘲笑いながらしゃべる 「貴方が頭の良い人で良かった、もし交渉のときあれ以外の返事をしたらこの街は終わってましたよ」 悔しそうに唇を噛む 「二度と来るな化け物め!」 俺は悪びれる様子を見せないで答える 「ハハ、それは良いそうだ俺は化け物だ」 俺のような奴が悪魔?人間? いいや、俺は正真正銘本当の『化け物』だ 俺は化け物の名前が気に入った 俺に向けられる村人達の憎悪の目、恐怖の目 実に面白い 俺はレーリットに向かって馬を走らせる 空を見ると空には雲一つなく月が大きく壮大に美しかった
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