第1章

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… 目が覚めた場所は、ふわふわの白い世界だった …これみたことあるー。。。 テレビや…コントでみたことがあるもの、 そのままの景色が目の前に広がっていた 見渡す限り一面の白 眩しいくらいのその景色に、 現実を重ね合わせるのは寧ろ難解ではなかった … キョロキョロと周りを見渡す 誰もいない大きな空間 「……どーすればいいの?」 だだっ広い場所で、ただ立ち尽くす私は その場でちょこっと座り込んだ 座り込んだ風の勢いだろう ふわっ。。。 足元の雲から甘い香りがした その香りは 小さな頃に母親とでかけた夏祭りの香り …いっちゃう?? ここはきっと夢の世界 何時もより大胆な私は、足元の雲をちぎって パクリ 口に放り込んだ … 口に広がるのは 甘い甘い砂糖のささやき 心をもやさしくさせるような、わたがしの 味だった 「…んーーーーーーーっ。。」 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!」
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