第1章

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… 「…………天国?!」 「うん。天国… ってか、厳密には天国との間の中二階。 地上から、、ほらほら、あの透明なエレベーターあるじゃん?あれで登ってきた人が、 ここで何日か過ごして、で、あっち。」 指差す空には、プカプカと浮かぶ二つのドアがあった 白と黒のドア 「天国なら白、地獄なら黒ね。 ベタでしょ?…あそこにいくってわけ。」 … なるほど。。 確かに安易な色分けに、思わず笑ってしまう その笑顔を見て安心したのか、 彼も一緒に笑う 「とりあえず君は、 今一旦天国領事館でどこにいくか協議中だから、二週間後の死亡まで多分ここにいることになるよ。」 天国領事館? そして、、いとも簡単に告げられる死亡。。 …私…しんだの。。か。。 流石のことにおどろき ぼーっとする私を見て、 彼はあたふたと慌て出した 「あ。。ご、ごめん。そうだよね。。 まだ18なのに… 俺、ほんっっとごめん。。デリカシーなくて。。」 … めちゃくちゃいい人なんだろうな。。 困ったように慌てながら、 彼は私を気遣ってくれた ショック。。。だったのかな? 私は自分の右足をみた なくなるはずの右足は体は ここでは痛まなかった
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