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「レイカさん、とても素敵です。もっとセクシーになってください」
耳元で囁くと、愛らしくはにかんだ。まるで十代の少女のような表情。インサートを求めているのは、もちろん僕も同じだ。でも、さらに快楽を高めるために、もう少しだけ我慢する。お預けの分だけ、快感は大きくなるはずだ。
僕は両手で水蜜桃を愛撫しながら、右の太股と膝を使って、彼女のデリケートな部分に刺激を加える。甘い吐息が繰り返された。
「もう、ダメ。お願いだから……」
レイカさんは切実な表情を浮かべて、僕の腰を引き寄せる。
「お願いだから……」
レイカさんの訴えに、僕は頷いた。二人の距離が、ほんの少し縮まった気がした。肉体の距離ではなく、心の距離だ。互いに求め合う心だけが、それをなさしめる。
これがテストであることを僕は忘れた。ただ、目の前の女性を愛する。想いを込めて愛する。そのことだけに、全神経を集中する。
レイカさんを抱きしめても、キスをしても、愛撫を加えても全然足りない。そのように感じてから、美しい脚からショーツを抜いた。
互いの足りない部分を補うように、僕たちはこれから一つになる。
チョコバナナは最高の硬度を保ったまま、ザクロの入り口に当てられた。
しばし静止して、じっくりとインサートの角度を定める。レイカさんが腰を浮かせて、せかすように、押しつけてきたけれど、僕は同じ分だけ腰を引いた。
申し訳ないけれど、インサートはもう少し待ってもらう。チョコバナナの先端でザクロの入り口をノックしたり、チョコバナナに手をそえて少し上の粒に軽く擦りつけたりする。
「もう、いじわるっ」
レイカさんの腰が跳ねた。敏感な粒が大きく膨らんでいる。チョコバナナの腹で擦り上げると、甘い吐息とともに僕の腕にしがみついてきた。せつなそうな表情で呼吸を弾ませている。
そろそろインサートしようか、と思った時、レイカさんが左手で僕の腰を引き寄せた。弾みで、チョコバナナの先端がズブリと入ってしまう。
ザクロの入り口を潜り抜けると、熱いぬめりが待ち受けていた。チョコバナナの半分ほどしか飲み込まれていないけど、味わったことのない快感だった。ぬれた赤ん坊の手でキュッと握られたようだ。しかも、繰り返し握りなおしてくる。
「名器」という言葉は知っていたけど、実際に味わうのは初めての体験だった。もし、一度出しておかなければ、10秒ももたなかっただろう。
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