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「不快感」
泣いていたあの日
未熟な僕の唯一の抵抗
見抜かれたいと思っていたんだ
遠い過去のこと
思ったより世界は平凡で
感情ひとつに揺れ動く
自分の曖昧さに小さく息を吐いた
君を信じたりはしないよ
それは悲しいことなのかな
無理矢理作った言葉で盾を作った
笑った瞳に映る後悔の痕
もう僕を惑わさないで
誰かを愛さないといけないなんて
そんなエゴを押し付けた
簡単に僕を否定しないで
昨日の君を忘れてあげる
目覚めた朝は少し
知らない世界みたいだった
見抜いてしまった気がしたんだ
そんなことを知りたかった訳じゃない
未熟な今日のこと
答えは簡単だね
何も知らない君を見るのは辛い
終わりが始まりだなんて
ありふれた言葉で飾る
過ちに気づいて欲しい
***
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