第1章

3/10
前へ
/10ページ
次へ
入学式で初めて先輩を見たとき、僕は一目惚れをしてしまった。 それからというものの、先輩の気をひきたくて同じ部活や委員会に入ったり、帰り道同じ道を通ったり、いろんなことをした。 さらさらとした長い黒髪も、遠慮がちな笑い方も全て大好きだったからだ。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加