第1章

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幼なじみは言った。 「さっき、家の前に変な女の人がいたんだよ」 気味が悪そうに彼女は言う。 「じーっとここの部屋の窓を見つめて、爪を噛んでるの。すごい怖かった」 僕はもしや、と思いながらその不審者の特徴を訊くと、彼女は言った。 「黒くて長い髪の女の人だったよ」
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