第1章

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僕は急いで窓の外を覗くと、 そこには先輩の姿があった。 いつの間にか切れていた携帯を手にとり、先輩に連絡をする。 電話はワンコールでつながった。 「そこにいる女は誰!!」 いきなり先輩は叫んだ。 「……幼なじみだよ」 「そんなこと信じられないわ!!」 「それより、さ。先輩……なんでさっきから僕の家の前にいるの?」 僕が尋ねると彼女は狂ったように笑って、こう言った。
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