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こっそりと席を立とうとする奏様
「あっ!奏!!どこに行くんだ!!
友達を置いていったらいけないんだぞ!!」
「う~ん、でも俺もう食べ終わっちゃったしぃ」
「友達なら俺が食べ終わるの待ってなきゃいけないんだぞ!!」
「そもそも、俺は君と友達になったつも「「「キャーーーー!!!!!!!!」」」
奏様の言葉に被せるように食堂に絶叫が響き渡る
副会長様を先頭として生徒会役員の皆様方が揃っていました
会長様もいらっしゃいました
「静まりなさい」
副会長の冷たい声に静まりかえる
すると小走りで奏様達が座っている場所まで向かいます
そしてあのモップを抱きしめて口を開きました
「あぁ、薫!お会いしたかった
貴方と会えない時間、とても恋しかったです!!」
「おう!!雅!俺も会えて嬉しいぞ!
ただ飯を食えないから離してくれ!!」
副会長様を呼びすてにするなんて!!
なんであんなモップを抱きしめるの?
副会長様ぁ嫌ー!!
お身体が汚れてしまうわ
あちこちからザワザワと先ほどより色々な声が聞こえてきます
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