キスフレ2ndkissVol.34 小栗編2

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だがすぐに、おれは決断を迫られる日を迎え、 俺は、大切なものが何なのかを、選ばなくてはならなくなった。 大切なものを、手元にたった一つ残す、のではなく。 大切なものを守るために、手のひらから放す、ことを決めた。 あの時は、手放すほかなかったけれど、 今は、彼女を脅かすものは何一つない。 今だったら...彼女を幸せに出来るだろう。 「俺は、佐藤とずっとこうしてたい」 正直な気持ちを彼女に告白する。
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