キスフレ2ndkissVol.34 小栗編2

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白さに負けて、しゃがみこんだ。 仕事だったら幾らでも斬りこんでいける。 それは、たとえ目の前の仕事がダメになったとしても、次があると思ってるからだ。 でも彼女との関係は、次はない。...次はないんだ。 箱だけを玄関先へとおいて、 砂利を踏みしめて駅へと向かった。 答えを知らずに立ち去ろうとする自分に、杉田はどんな酷い言葉を返すのだろう。 想像しただけでも、頭が痛くなったが、 舞が未だにフリーで、俺を好きでいるなどというのは はっきりいって夢の話で、想像さえできない。
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