キスフレ2ndkissVol.34 小栗編2

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ふいに、飛行場で舞の肩を抱き、俺を冷ややかな視線で見つめる男を想い出した。 俺には渡したくない。 舞を幸せにするのはお前じゃないと、 そう目で訴えていたあの男は、舞と、今、どういった関係にあるのだろうか。 「ああーくそ!なんだってこう上手く行かないんだよ!!」 地団太を踏んでも、過去に戻ることは出来ない。 あの雪の日の教会に時を戻したとして、 舞と出会えるかどうかなど、判らないのだ。
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