第8章

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昨日の部屋に戻ると、そこにいたはいつもの3人だけで、後の人の姿は見られなかった。 これを見る限り、しっかりした人達は帰って、ダメな人は私に押し付けたってところかしら。 「鈴音、起きたの?」 「はい、師匠、おはようございます」 「おはよう、早速で悪いけど稽古を始めるわよ」 「わかりました。じゃあ屯所の道場に行きましょう」 「いいえ、今日は趣向を変えて裏山に行きましょう」 「?わかりました?」 私は3人を凛さんに頼み、師匠と一緒に山をのぼった。 「さっ、始めましょうか。と思ったけど、着替えてくればよかったわね」 「気にしないでください。人斬りのときは、この格好が主にだったので」 「そう?じゃあ動きずらかったら言ってね」 「はい」
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