第8章

32/49
前へ
/404ページ
次へ
「着物...」 「ぇ?」 「僕があげた奴着てくれたんだね」 「ぁ、はい。師匠にもすすめられたので」 「似合ってるよ」 ドキッ 「沖田さん、酔ってますね」 「そうみたいだね」 「明日も仕事があるんだし、ちゃんと休んでくださいね」 そう言うと、沖田さんは私を強く抱き締めた。 「これで寝れそう」 私は寝れなそうだよ...! チュッ 「ぇ....」 「おやすみ....」 沖田さんはすぐに寝息をたてたが、私はその後しばらく寝れる様子はなかった....。 ー次の日ー チュンチュン 「ん....」 目を覚ますと、既に沖田さんは布団の中にはいなかった。 みんなもう屯所に帰ったのだろうか。
/404ページ

最初のコメントを投稿しよう!

205人が本棚に入れています
本棚に追加