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「あら、しょうがない子ね。寝坊助さんなんだから」
「翡翠殿!ここは危険なので、下がっていてください」
「私のことならお構い無く。この戦い、見届けさせてもらいますよ」
「戦いに必要ない女は引っ込んでろ。邪魔なだけだ」
「あら、闇鬼と呼ばれているわりには生ぬるいのね。切り捨てずに助言してくれるなんて。所詮はただの小娘ね」
「っ殺せっ!!!」
「翡翠殿!」
キンッ!
「鈴音!」
私は咄嗟的に刀を受け止めていたが、その目はまだハッキリと目を覚ましている状態ではないことを表していた。
「ボー....」
「ぇ、あいつ寝ぼけてんの?」
「それで刀受け止められるのかよ」
「いや、そもそも起きるだろ!どんだけお気楽なんだよ!」
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