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「長の言葉が正しいことだとは限らない!答えは自分で見つけなきゃいけないの!」
「長を信じるのが答えそのものだ!」
私と沙良は激しくぶつかった。
お互い引くことはなくほぼ互角に渡り合っていると、ふと皆の様子が気になった。
数は多いが皆が下っぱに負けることはないだろう。でも沖田さんが....
「俺の相手はお前か、沖田」
「さっさと終わらせようよ。目障りだよ」
「減らず口が」
彼も十分強いが、翔の力をあなどってはいけない。
私もあの頃は、潜在能力を引き出せば翔はきっと1番強いだろうと思っていたぐらいだ。
「おいおい、なんでこんなに多いんだよ。らちがあかねぇぜ」
「たいしたことねぇが、束になるとうぜぇな」
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