彼のせかい

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ある朝、目が覚めた。 喉が乾いていた。 日が差していて暖かい窓際。 置いてある目覚ましがなりやまない。 まずい、遅刻する。 永遠に寝ていたい気もするが。 願望はただのわがままである。 コップをとり喉を潤す。 ろくに食事もとらないまま 支度を済ませ、玄関をでると 立っていた知らない男の人。
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