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   目が覚めて、        夢だと分かった      そのときの   かなしみが、     いまだにわたしを包んでる。          だからって、    時計は止まってくれなくて。 ……スヌーズが。     しつこい しつこい超しつこい!!       フったのに、          また告ってくる      健吾みたい。  しょうがなく、     わたしは地上に降り立った。   リビングに  向かう途中のおトイレは――、           やっぱりね。     便座のフタが上がってる。   クソオヤジ!!        この神経が分からない。  せんせいは、      たぶん小でも座ってる。
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