2人が本棚に入れています
本棚に追加
「今日もまた、
押しかけちゃうの?
放課後に」
愚問なり。
答えるまでもありませぬ。
「あの人も、
院試で忙しいんじゃない?」
「だいじょうぶ。
頭がよすぎる人だから」
「そこだよねー。
あたしは無理だ、疲れそう」
「疲れない。
ぜんぜん疲れたことないし」
苦笑い?
それでもみちるは理解者だ。
こうやって
話も聞いてくれてるし、
【5・7・5】
ずーっと付き合ってくれてる。
みちるなら、
いい奥さんになると思う。
ぼんやりと そんな空想していたら、
教室の後ろのほうから歓声が!!
いやな予感。
おそらくあいつに違いない……。
最初のコメントを投稿しよう!