第1章

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「おい、東雲」 「はい?」 「お前、理事長とどういう関係だ」 「どういうと言われましても 叔父様は、僕のおとうさんの友達なんです」 「お父さんて、もしかしてお前東雲組の子供か?」 東雲組は世界のごほん指にも入るすごい組なのだ 「ですよ、それがどうかしましたか?」 「いや、何でもない それより、此処が今日からお前の教室だ 俺が名前呼んだら入って来い」  「わかりました」 廉がドアを開けるなり黄色い声が響いた 「先生ー、今日もかっこいいです?」 「抱いてー」 「抱かせろー」 「先生?生徒 いや、生徒×先生でも萌えるな笑」 (変な声が聞こえたけど気にしないでおこーと) 尚人は現実逃避になりかけていた 「お前らうるせーぞ それと、石井お前後で職員室に来いよ」 「なんで!!俺だけだよー」 「自分の胸に手を当てて聞いてみろ それより、今日は転校生が来ている」 「せんせー、転校生は可愛い?」 「えぇ、かっこいいほうがいいよー」 「それは、見てからのお楽しみだ 東雲入って来い」 (えぇ、めんどくさいなぁー このまま入らなくていいかな、けど、怒られるよなぁ・・・ 仕方ない、入るかー)
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