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「ね、ボクは?どんなの着るの?」
藍の変身ぶりにすっかり魅了されたユーリは、期待に満ちた表情で催促した。
「ユーリは……やっぱコレっしょ!」
ばん、とカイリが出したのは…
バニーガールの衣装。
「…期待したボクが間違ってた。そうだよね、カイリだもん…」
「うあー、ちょっと、冗談冗談!ほんとはこっち☆」
ぴらっと出したのはスタンダードなメイド服。
胸の部分はボリュームのある総レースで、ユーリが着れば胸の大きさが強調されるデザインだ。
「あ、かわいい…」
「さすがに際どい衣装だといろいろと問題あるかもだし…メイドさんなら女の子ウケもいいからね」
ぱちんとウインクをするカイリ。かわいいメイド服で幾分機嫌を直したユーリは、静かに着替え始めた。
「ーーあ。ちなみにユーリ、ちゃんとブラ着けなさいね。でないとこの前みたいに…」
「わーっ!わかったわかった!ちゃんと着けるっ!」
「あと男物のトランクスもやめてね♪」
「もーっ!」
ユーリは顔を真っ赤にして、カイリから差し出された黒いブラとショーツにそそくさと着替えた。
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