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「……お兄ちゃんと華ちゃんと圭介と……バーベキューしたいな」
「うん」
「……編しゅ……じゃなかった。陸さんも呼んでね」
「ぇ……?いいの?」
「火の係りしてもらうの」
「フフッ、きっと喜んでやってくれる」
そう言って笑うお母さんの目からはポロポロ涙がこぼれ落ちていて、なんだかよく分からないことになっている。
でも、顔を涙でくしゃくしゃにして笑うお母さんは、とってもかわいかった。
お父さん
お母さん、お父さんのことも変わらず好きだって。
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