第2章「師匠」

4/8
前へ
/24ページ
次へ
「ふぅー!これで大体綺麗になったかな!」 間もなくして部屋は見違えるほど綺麗に片付いていた その間、芝狸は黙々と読書に浸っていた 「ところで師匠、今日の依頼は?」 夏子は芝狸の側へ駆け寄り、床にちょこんと座り込むと、芝狸の顔を覗きこむ 核心を付かれたかのように思われたが、芝狸は平然と答えた 「ないよ……」 「またですか!?」 夏子はガクリと肩を落とした
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加