彼女の憂鬱

6/24
前へ
/75ページ
次へ
いやらしい視線、 どこをみているのか気づき 無防備な自分にまず腹が立った。 (大丈夫、 今日はチューブトップだから 肌は見えてない!) 胸元から見えるのは 布だけだろう。 そう気づき、 さっさと終わらせることを選ぶ。 (1、2、3、、、) 「終わりました!失礼します!」 (終わった!) 「おお。次は寝るなよー!」 他に何か言われないうちに、 そう言い捨てて逃げるように準備室を出た。 部屋を出てから、改めて やり場のない怒りで顔が火照る。 (早く帰って、寝よっ)
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加