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「前から、姫野さんに惹かれてました!いろんな仕草とか笑顔とか、声とか全部好きです!
僕とお付き合いしてください!」
僕は、二年生の夏休みに入る少し前、大きな賭けに出た。一年生の頃から学園のマドンナ的な存在の‘‘姫野 ゆき”に告白したのだ。
正直、ライバルは両手両足を足しても数え切れないほどいた。僕にはそんなに魅力もない訳で…
99%フラれる。そう思っていた。
でも、彼女の答えは…
「榊原くんみたいなすっごく素直な告白されたの初めて!
うん。私でよければ、よろしくお願いします。」
彼女の笑顔と共に僕の心は天へと舞い上がった。
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