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「ああ……会いたかった…」
俺はそう言って男の胸へと飛び込んだ。
「ふっ……でかくなったな」
「会いたかったよう……俺、ずっと探していたんだ。あんたにちっとも会えないから」
「待てずに男漁りに駆けずり回っていたか?」
そう言われ、キュッと内股に力を入れる。
この声だ。
間違いないよ。
「あの時は、うるせえくらい泣きわめく子犬のようだったが、すっかり淫乱なメス猫に成長しちまったな」
蔑むように見下ろす目。
ゾクゾクと背中に心地好い電流が走る。
さらに内股に力を入れ、もどかしいくらいの下半身をなんとか抑える。
「くくく……イイ具合に成長しちまって」
唇をだらしなく半分ほど開き、抑えきれない衝動に自分の唇を舐めている。
「はあ……ねえ…あんた好みに育ってない?」
「いいや……想像以上だ」
「なら……俺を抱いてよ……俺はずっと、それを望んでたんだ……あんたに抱かれることを……」
「ああ……その望み…叶えてやろう…」
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